想い出の幕張メッセ(エピソード編)

2009 国際壮年空手道選手権大会出場のため前日千葉入りし、アルコールは1滴も口にせず早目の夕食を済ませ(当たり前ですが)早目に就寝…、就寝…、就寝…。

「あれ!寝れない!」ホテルのベットではあまり寝ることが出来ない私は、その日もいつもに増して寝付きが悪く気が付けばカーテンの外は明るく感覚では一睡もしていない感じで、完璧に寝不足!更にそれによる頭痛。「なぜこんな大事な日にー」と思いながらやむを得ず頭痛薬を飲む。会場に付いてからボーっとしてくるも酷くなると寝込むほどの頭痛持ちの私はそればかりが心配で試合の緊張はあまりせずに済んだ。ポジティブに考えれば極度の緊張せずに済んだのはそんな軽い頭痛があったからだ。

「ラッキー?」そして開会式直後の第1試合出場の私は試合開始予定まで少し時間があるはずだったのでその間アップでもと思っていたが、開会式終了後すぐ各コートにて試合開始の旨を告げるアナウンスが…。

「えーっ」焦る!何しろ自分の荷物を置いてある場所から試合コートまで異常なほど遠い!急ぎたいが何せ人の大渋滞。それでも「すいません、すいません」人を掻き分けて急ぐ。自分が急いでいるからといって皆、これから試合を控えてる選手、特に子供に怪我などさせてはいけないと気遣いつつ進む、「痛いっ!」靴を履いた子供に痛めている足を踏まれた。テーピングをしていたため私は靴を履けず裸足だった。

「逆に子供にやられたか」いやいや、ポジティブシンキング、子供に痛い思いをさせるよりは楽「ラッキー?!」。

共通出入口を抜けると少し人が空いた。走る。体が温まってくる「アップしなくても良くなったかな」「ラッキー?!!」。私の試合を行なうコート番号へ急ぐようアナウンスが流れる。サポーター類を持ってセコンドに付いて頂くS先生と共にコートへと折り返し急ぐ、私のゼッケンと個人名でアナウンスが流れる。焦りは最高潮!「失格」の二文字が頭に…。ここ数ヶ月自分なりに追い込んで頑張ってきたのにそれは嫌だ!他のコートを横切って滑り込む、他のコート、全観客が私待ち。「急げー、急いでー」色んな方から怒られる。「でもダラダラしていた訳ではない!どうしよもないことだ」自分を落ち着かせる…。」「始めー!」あれこれ試合運びなど考える暇は一切なく試合が始まった。頭の中は支部長に言われていた自分から攻撃を仕掛け、止めーの声では自分の攻撃で終わっていることだけを考えることができた。考えてみればギリギリに滑り込んだことで余計なことを考えずに済んでこれも「ラッキー?!!!」

試合は城西の黒帯の方に胸をお借りすることになり、結果は敗れましたが試合中、苦しい時にセコンドに付いていただいたS先生方に声援をかけていただいて何とか踏ん張り判定まで持っていくことができました。改めて感謝いたします。ありがとうございました。

想い出の幕張メッセ(驚きと感動編)

Iです。話は8月までさかのぼりますが、支部長、諸先生方の御許しもあり2009 国際壮年空手道選手権大会にO先輩と出場してまいりました。幕張メッセへ到着し、まず驚いたのは想像していた以上にものすごい人でした。炎天下の中、会場へ入るまで数百メートル長蛇の列。試合前に疲れきってしまうのではと心配になりました。入場して更にビックリ!試合会場が9コートあり運営される関係者の方の多さ、極真会館の大会規模の大きさに驚きです。会場では本やTV、DVDでしか見たことのない著名な方々が…。「ワァ松井館長だ、磯部師範だ、フィリオ師範だ、テイシェイラ選手だなどなど」ひとりで興奮してしばし戦う前の緊張も忘れました。いや〜感動でした。

胆振支部って・・・

管理者Iです。息子と一緒に北海道胆振支部澤田道場の門を叩いて3年が経ちました。今では私の方が帯は上ですが息子は他道場から移籍で空手暦は3年先輩です。そのことに関しては心の中でいつも敬意は払っています。時折息子から教えられることも沢山あり切磋琢磨しています。少々体の具合が悪くても自分からは稽古を休むとは言わず、親の私が他の道場生の皆さんに移しては困るから休んだ方が良いと説得している時などは私の方が根性が無いのでは?精神が子供に負けているのでは?と「ドキッ」させられることもしばしばあります。

そんな心身ともに弱い私が続けてこれたのも支部長ならびに諸先生がとても尊敬できる方々だということにつきます。「殴って蹴って相手を倒す」極真空手です、確かにそれも大切なことです。ただ、それだけではないことに最近少しだけ気付かせていただきました。体を鍛えぬき追い込んで造り上げた肉体だけでは相手も弱い自分も倒せません。強い精神を伴って初めて成長できるのだと思います。そんなことを言葉ではなく稽古を通じて教えていただける先生方が胆振支部にはいらっしゃいます。極真会を胸に刻み「心身を練磨し確固不抜の心技を極める」を考えて稽古をされる方はどのくらいいるのでしょうか。

さて、今日もこれから稽古に行きます。